市山くじらや 

映画館の休館日はタンゴに染まる

  青い空は何日かぶりだったような。
寒い中、庭の南国っぽいアロエの姿。
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 さて、先日告知していました、バンドネオン(川波幸恵)&ギター(山口亮志)ライブ
in天草・本渡第一映劇に今週の木曜日に行ってきました!
 突然ですが、バンドネオンという楽器のお話をまず。
バンドネオンは、蛇腹の本体の横に、左右に各33と38の計71個の
ボタンがついていますが、ドレミは不規則に配列されており、
蛇腹を閉じるときと開くときでは同じボタンを押していても音が違うそうです。
パソコンのブラインドタッチを更に複雑にした難解さから、
悪魔の楽器という異名を持つとか。
アコーディオンと混同していましたが、指使いの独特さや、
座って演奏する必然性なども見てとれるなど、知らないことだらけでした。
名前の由来も、ドイツのバンドさんの考案によるものなのでという、
意外にも人名からの命名らしい・・・「へぇ~」です。
タンゴのイメージがせいぜいの知識でしたので、
楽器の説明だけでもなかなか興味深いものです。
 肝心の演奏はというと・・・。 
ちゃんとバンドネオンを聴いたのは初めてかもしれません。
蛇腹の開閉の音も好きでしたし、ギターと織り成す音の世界は
とても心地良く、あっという間の時間を過ごすことが出来ました。
新しいジャンルの音楽の開拓になりそうな予感。
 そして企画も当日の運営も手作り感が満載で、
同じ空間で、お客様、企画側、映画館側、お手伝い、演奏者、
それぞれがそれぞれの登場人物でいられたという感触がありました。

 第一映劇で、たくさんの方がこれからもいい時間を過ごせるといいな、と願うのと、
きっと同じ感想をほかの誰かも持ち帰っているのじゃないかな、と想像してみた帰り道でした。

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by ichiymakujiraya | 2010-12-18 21:47 | 天草