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市山くじらや 

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いつでも

旅に出たい、と思う。
移動時間が好きなのです。
ぼんやりとしたり、考えたり、思い出したり、寝てみたり。
気持ちのバランスが取れる感じがします。

知らない土地に行ってみたい、というのは言わずもがなです。

 こんな気持ちの傍らで、新しいベッドカバー欲しいな、
カーテンも欲しいな、冷蔵庫も、今度は今のより
大きいのが欲しいな、なんて思う。

 矛盾してますが、旅立ちと巣作りは人間の本能なのでしょうね。

 矛盾のない職業や、行為は無いのかな、と考えると、
音楽に関わることかもしれないと思いました。だからたくさんの人が憧れる気がする。
あ、絵を描くこともそうかもしれない。
 
 うつわはどうなんだろう、、、
余白のような晩の時間に取り留めの無いことを思っています。

 明日、晴れるといいなぁ。
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by ichiymakujiraya | 2010-11-30 23:23 | 陶芸

はやとうり

 はやとうり、ってご存知ですか?
庭にたくさん生って食べきれないからどうぞ、と言って
ご近所のかたに頂きました。
 私が食べたことがないと知って、調理法も教えていただきました。
2~3ミリに切り、炒めるとか、もっと薄くスライスして三杯酢につけるとか。
若いものは、皮ごと食べられるそうですよ。
 私はオリーブオイルで、エリンギと炒めて、しそを最後にアクセントに。
食感が、サクッ、ホク、でおいしかったです。
三杯酢にも漬けたいな~
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by ichiymakujiraya | 2010-11-26 12:04 | 天草

がねあげ

 天草の名物で、何が好きですか?
と訊かれたら、『がねあげ』と答えます。とくにおやつの時間帯には。
 がねって、方言で『カニ(蟹)』という意味なんですが、
カニを揚げた物ではなくて、揚げた姿がまるでカニのようだから、という由来なんです。
 何を揚げているかというと、拍子木切りにしたサツマイモです。
衣をつけて、かき揚げにしてあります。時にはしょうがも一緒に揚げます。
 物産館や、スーパーや、地域の催しものの屋台、法事などでしばしば
登場するがねあげは、イモ好きの私が天草ではまった食べ物です。
 がねあげはお手軽に買うことが出来るのですが、それでも
採れたてのイモをみると買っちゃうんですよね。
それはそれで、一気に蒸かして冷凍しておきます。
 そして、最近は、よく簡単スイートポテトにしていただきます。
食べる分だけ温めなおしたサツマイモを、軽くフォークでほぐします。
そしてバター(カロリーが気になるときはマーガリン)をその上に落として、
シナモンシュガーを好みでふりかけます。
もう一度レンジや、オーブンで暖めなおすと~、
 素朴な味のスイートポテトになります。
いつも食い意地がはって雑に作るので、見た目はよくありません。 
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また、食べてしまった・・・ 
by ichiymakujiraya | 2010-11-25 11:19 | 天草

小さい秋

 久しぶりの雨のあとは秋晴れが続いている天草です。
先日は、次の展示会の場所を探しに行って来ました。
来年の話ですが、日程が近づいたらまたお知らせします。
 そして、陶芸展が終わったら必ず行こうと思っていた
熊本現代美術館で今週末まで開催中の
古屋誠一 メモワール.展にそのまま直行しました。
古屋さんの奥様であるクリスティーネの写真、
とてもきれいでした。
 1985年にお亡くなりになったのですが、
今も彼女の表情が心の中に突き刺さるように残っています。
 あと数日で終わってしまいますが、機会があれば
観にいかれること、お薦めします。
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by ichiymakujiraya | 2010-11-24 11:16 | 陶芸

苦いかすっぱいか

 「このコーヒー、なんかどうかな?おいしいと思う?」
と友人にコーヒーを淹れたら、
「ああ、モカコーヒーだね、酸味があるの、苦手な人は苦手だよね、」
と言われて、はじめてモカって酸味が強いんだ、と知りました。
おいしい、と思って飲んでいたものは、どうやらブレンドコーヒーみたい。
そんな基本的なことも知らずに、この前お客さまに少し酸味のあるお菓子と一緒に
モカコーヒーをお出ししてしまったので、今思うと変な組み合わせだったかな、と後悔しています。
何が合うのか???探してみることにします。

 モカコーヒーといえば、寺山修司を思い出します。
存在を知ったのは、私が中学生のころでした。
没後何年も経っていましたが、たまたま買った雑誌に載っていたのです。
「どん底」というお店の前で佇む寺山修司のモノクロ写真が、なんと言うか、すごく魅力的で。
それをきっかけに、島での生活では、触れることのなかった世界を知って、彼の本を読むようになりました。
そこにつまった美意識を、わけもわからず咀嚼する時間を持てたことは運がよかったなぁ、
と今思うのですが、最初に買った本の末尾の解説に、十代に寺山修司を読むことができた人は
とても幸せだ、というようなことが確か書かれてあって、(失ってしまい、もう無い、涙。)
そのとおりかもしれない、と十代の頃も思っていました。
その当時、島の閉塞感の中で、励みになったことは大きいのです。
 
 高校の卒業文集は、見開きでやっとA4ほどの冊子で、しかも1クラスあたり、2ページ位で、
ひとり30文字ほどの割り当てしかありませんでした。
何を綴るのか迷った挙句、私を含め多くの友人が故郷を離れる季節、
寺山修司の作品の中で、「モカ珈琲」が入っているとても好きな短歌に、当時の自分の思いを託しました。
 今、陶芸という制作、創作の仕事に携わって思うのは、あのとき、
拙くても自分の言葉で何かを残す方がよかったな、ということ。姿勢、として。

 いつかモカコーヒーがおいしく飲めるといいなぁ、と思います。


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今朝、朝もやが晴れ行く景色の中で、秋らしいもの収穫しました。
by ichiymakujiraya | 2010-11-21 14:00 | 陶芸

アラジン

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寒いです。
お昼、日当たりの良い窓辺は暖かくて、移動出来る仕事を持ち込んではみるものの、日差しは動いていき、気がつくと離れた所にさっきよりも弱く狭くなった太陽のエリアを確認するとです。

そこで数日前から活躍中のアラジン。
形もさることながら、青い炎に惹かれて選びました。

火の用心!

でも炎って見てると落ち着きます。
by ichiymakujiraya | 2010-11-19 13:35

紅茶

先日、スリランカのセイロン有機紅茶を知人から頂きました。
おいしいな~と飲んでいたら、パッケージに『フェアトレード認証』がはいっていました。
私も、以前フェアトレードのバックをとても気に入ってずっと使っていたのですが、
第三世界の生産者を支援するためという言葉より先に、そのものに惹かれたし、
そして、これでフェアになるの?というほど、お値段もお手ごろでした。 

そういえば、今使っている小さなポーチもフェアトレードですが、一目ぼれして買ったものです。
よく見るとこのポーチ、地の色と同色の赤い糸で細かくキルティングされてるんです。
ここまで手の込んだことしてるのか~と感心します。

誰かが言っていました、日本は不景気って言っているけれど、世界のどこかは
好景気だ、と。マーケットは日本だけじゃないんだよ、世界に目を向けよう、という意味だったと思います。

こういう言葉に野心的になれる自分と、物価の違いなどで私が手軽に手に入れられるモノたち、作り手としては、うまく言葉にならないままでいます。e0203580_13165889.jpg
by ichiymakujiraya | 2010-11-17 13:32 | 陶芸

病み上がりの夜に

明日、あさってのお昼すぎまで、私用のためお店をお休みします。
といっても、昨日から、風邪をひいて、久々に発熱して、寝込んでいました。
今日はだいぶ良くなったのですが、なかなか仕事モードになれていないところです。
しかし、われながらまだ寝るか、と驚きました。
ただの寝すぎのときは頭がぼーっとなるのに、風邪のときは、いくら寝ても快復とともに
心地良い目覚めになるんですね。

あ、そして、今日は日比野さんの3331での展示イベントのクレーンペインティングを
途中からですがUstreamで見ました。
河井寛次郎の「手で考え足で思う」のことばを思い起こしたり、あれやこれやと思い出したり、
鼻かぜをひきずりながら、刺激的な時間になりましたよ。
http://www.3331.jp/schedule/000703.html

必要な休息だったということにして、今週はまた元気に動きたいと思っています。
たまった本に今晩は手を伸ばしてみようかな。
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新作からすこし抜粋して、、、
by ichiymakujiraya | 2010-11-14 21:39 | 陶芸

水の色

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この写真は天草陶石で器を作っている時の削りかすです。
かすといっても、集めてまた再生して使います。

よく見ると色が微妙に違います。

乾いているもの(左)湿っているもの(右)
つまり水の色。

素焼き前の注意点として、作品の湿り気を、手で確かめたり、目で見極めたりしないと、
窯に火を入れた後、割れたり、パンッと弾いたりします。
今まで、水の色を見ていたんだな、ということ、覚えておきたくて今日はブログにしてみます。
by ichiymakujiraya | 2010-11-12 15:21

ワタリドリ計画

 大陶磁器展の出展者との出会いのひとつ、 ワタリドリ計画
街中ギャラリー出展者の『かきくけ紙倉庫』さんが、熊本現代美術館での展示をみて、
声をかけて参加が決まった ワタリドリ計画のお二人の展示は、
気持ちよい笑いをもたらしてくれました。
ワタリドリといいつつ、その土地の日常を温かく切り取っては
妙なおかしさを添えて、いいところを再発見させてくれるのです。
ただの通りすがりじゃありません。

 今回は、まるきん製菓というたい焼き、たこ焼きやさんの前のお店の2階からの世界が主役になりました。
もう展示は終わってしまい、目にすることはできませんが、それでもあの場所で味わって欲しいので、
内容を詳しくは書かないことにします。

 ただ、天草を経つ前に、まるきんの前で、みんなで鯛になりました。
そうしているとたこ焼きとたい焼きの差し入れをいただき、やけどしそうになりながらほおばったのでした。
お土産にもらった鯛になれる小道具は、今市山くじらやの玄関に置いてあります。

 またの再会を楽しみに、遠い空の下のどこかで、 ワタリドリ計画さんが確かな痕跡を残していくことを応援しています。
もしまた天草で展示するときには、見逃していた方、どうぞ見に来てくださいね。

 さて、だいぶん手野での展示スペースも復活しました。
新作も増え、ディスプレーも少し変えました。あと、鯛もありますので、
カメラで撮影される方はどうぞご自由に。

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by ichiymakujiraya | 2010-11-11 13:09 | 天草